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□■□ 日本有機農業学会メールマガジン □■□
第28号 2022/2/17
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⊷⊷⊷⊷⊷⊷《 目 次 》⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷
❏ 第23回大会 開催地と日程の決定
❏ 公開フォーラム「自治体の有機農業政策と地域づくり」のご案内(第2報)
❏ “有機農業”の窓 / オンラインセミナー「ベトナムの有機農業の現状:PGS
と農村振興」のご案内(日本有機農業研究会主催)
❏ “有機農業”の窓 / 「オーガニック学校給食フォーラム」のご案内(学校給
食をオーガニックに!フォーラム実行委員会主催)
❏ “有機農業”の窓 / NPO法人民間稲作研究所2021年度公開シンポジウムのご
案内
※「“有機農業”の窓」は学会事務局に送られてきた広報依頼について、会員の皆様にとって有
益と判断した情報を掲載しております。
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❏ 第23回大会 開催地と日程の決定
第23回大会は新潟食料農業大学で12月10~11日(土日)に開催することが決まり
ました。開催方法や内容については今後検討し、随時ご報告していきます。
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❏ 2021年度オンライン公開フォーラム「自治体の有機農業政策と地域づくりー
島根県の経験を中心にー」のお知らせ(第2報)
ねらい:
農業者をはじめとする農山村の住民にとって、もっとも身近な行政機関が自治体で
あることをふまえ、自治体の有機農業の推進方向を考える場として、当フォーラム
を開催します。
有機農業をとりまく社会環境は、国の「みどりの食料システム戦略」なども見すえ
て、変化が予想されます。ここで考えておかなければならないことは、政策は、そ
れを受け止める地域や住民の主体性なしには動いていかないということです。さま
ざまな政策は、住民と自治体の間で丁寧な議論を経て、地域性をもった住民支援策
となることで実効性を得ることができます。
当フォーラムでは、有機農業を先進的に推進してきた島根県の各地から、行政関係
者や地域リーダーによる事例報告や実践報告をいただき、自治体による有機農業の
推進政策のもつ多面的な効果や、農山村が直面するさまざまな課題への有効性など
を想起するきっかけづくりとしていきます。そのさい、都道府県や市町村、そして
「平成の大合併」後も農山村の住民の心のよりどころになっている旧町村などの小
地域も含めて、ひろく地域と捉えます。
第一次産業の振興をはじめ、過疎対策、定住対策、環境共生、地域資源の活用、地
産地消、食農教育、農山村と都市の連携など、農山村の振興にかかわる幅ひろい関
心をもつ方々とともに、自治体や小地域が有機農業を推進することの意義や多面的
な効果について議論する場にできればと思います。
日時: 2022年3月20日(日)13:00~16:00
開催方法: オンライン方式(Zoom予定)
参加費: 無料
参加登録: Peatixからご登録ください
https://peatix.com/event/3157265
チラシ(添付)をご活用下さい。
プログラム:
趣旨説明「なぜ自治体の有機農業政策と地域づくりが重要なのか」
相川陽一(長野大学/元島根県中山間地域研究センター)
第1報告「島根県の有機農業推進政策」
島根県 農林水産部 産地支援課 有機グループ
第2報告 「“幸せを運ぶコウノトリ”と共生するまちづくり-生き物を育む農業の
推進-」
雲南市 政策企画部 地域振興課
第3報告「自治体の総合的な政策・住民活動としての有機農業- 「暮らしの自
給」にとりくむ吉賀町の実践-」
福原圧史(食と農・かきのきむら企業組合/元吉賀町役場)
第4報告「中山間地域の振興は集落ぐるみの有機農業にあり-旧美都町から益田市
へ-」
寺戸和憲(有限会社ほたるの郷三谷/元美都町長)
コメント「島根県の有機農業政策と実践の歴史からの学び」
井上憲一(島根大学)
総合討論
終了後、情報交換会を開催します(希望者のみ、約40分)
司会進行:相川陽一(長野大学)・尾島一史(農研機構 西日本農業研究センター)
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❏ “有機農業”の窓 / オンラインセミナー「ベトナムの有機農業の現状:PGS
と農村振興」のご案内
ベトナムでPGSを活用して農村振興をされている日本ボランティアセンターの伊能
まゆさんのお話があります。ベトナムに有機農業という言葉がない時代から現地で
有機農業の普及をされてきた方です。他国で道なき道を開拓してきた伊能さんのお
話は私たちに様々な示唆を与えてくださるでしょう。多くの方に参加していただ
き、農と食について考えや思いを共有する場にしたいと思います。今回特別に高校
生、大学生、大学院生、農業研修生は無料です。案内のチラシ(添付)をご覧下さ
い。
日時 2022年2月20日(日)14時~16時
場所 Zoomによるオンライン開催
講師 伊能まゆさん(ベトナムの任意団体Seed to Tableの代表、日本国際ボラン
ティアセンターベトナム事務所元代表)
参加対象 日本有機農業研究会会員、一般
定員 先着100名(要・事前申し込み)
申込方法 メールで日本有機農業研究会 info@1971joaa.orgへ。メールでZoomの
招待状をお送りします。
参加費 1000円 2月18日までに郵便振替口座00180-0-165363 (日本有機農業
研究会)へお振込みください。
★視聴参加にはインターネット回線およびパソコン、スマートフォン、タブレット
が必要です。
問合せ 日本有機農業研究会 TEL 03-6265-0148 FAX 03-6265-0149
e-mail info@1971joaa.org
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❏ “有機農業”の窓 / 「オーガニック学校給食フォーラム」のご案内
オーガニック給食を実現したいと活動している全国11団体が「こうやったらでき
る。市民発オーガニック給食の進め方」と題して開く実践者向けのフォーラムで
す。詳細はチラシ(添付)をご覧下さい。
日時:2022年3月17日(木)10:00~15:30
開催方法:オンライン開催(事前申し込みが必要です)
プログラム:
10:00~13:00 第一部「実践セミナー」
13:30~15:30 第二部「ラウンドテーブル」
参加費:1000円
問い合わせ:学校給食をオーガニックに!フォーラム実行委員会事務局
forum@organickyushoku.com
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❏ “有機農業”の窓 / NPO法人民間稲作研究所2021年度公開シンポジウムの
ご案内
前年度の公開シンポジウムはコロナ禍に加えて、長年、機関車のごとく民間稲作研
究所を牽引してこられた稲葉光國前理事長の直前の逝去という、いわば二重の困難
が生じ中止をいたしました。2年ぶりの開催になるわけですが、社会的存在となっ
た民間稲作研究所は、稲葉氏の亡き後、新たな体制のもとで事業を進めておりま
す。
今年度公開シンポジウムは、新たな体制化における民間稲作研究所の展開方向につ
きまして、稲葉光國氏を偲びつつ今日までの事業展開を再評価し、そして大きく変
化している社会経済条件のもとでの活動方向を、みなさんとともに考えていきたい
と思います。いわば、「会員の・会員による・会員のための、そして民間稲作研究
所を支援して下さる方々との」シンポジウムであります。
日時:2022年2月19日(土)13:30〜17:10 2月20日(日)9:00〜12:20
開催方式:Youtubeを使ったオンライン方式
プログラム
第1日目
第Ⅰ部 特別企画 稲葉光國氏を偲ぶ-過去に学び 今を知り 未来を創る―
1. 「稲葉農法」の技術的特徴と課題 川俣 文人[民間稲作研究所]
2. 消費者の安全から、環境保全の広がりへ 冨居 登美子[よつ葉生協]
3. 食糧危機と有機農業 印鑰 智哉[民間稲作研究所]
4. 海外からのビデオメッセジー(ブータン・中国・韓国)
第2日目
第Ⅱ部 NPO法人民間稲作研究所の展開方向 ―子供たちの未来のために-
基調報告 みどり戦略以後の民間稲作研究所の活動について 谷口吉光[秋田県立
大学]
提案1 学校給食への提供運動 五十畑 匠[副理事長]
提案2 アグロエコロジーと家族農業 國母 克行[副理事長]
提案3 循環型有機農業の推進 古谷 慶一[副理事長]
提案4 民間稲作研究所の理念と運営方針 舘野 廣幸[理事長]
決意表明 舘野 廣幸[理事長]
参加費:全日程参加(会員) 2,000円
全日程参加(非会員) 3,000円
1日のみ参加(会員) 1,000円
1日のみ参加(非会員)1,500円
参加方法:下記の応募URLをご利用ください。
https://2021koukaisinpo.peatix.com
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❖発 行:日本有機農業学会
❖事務局:福島大学 食農学類 林薫平研究室内
〒960-1296 福島県福島市金谷川1
E-mail yuki_gakkai [アットマーク] yuki-gakkai.com
❖編集・送信:林薫平(事務局長)
メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジンへの情報掲載の
ご依頼(毎月10日締切)、その他お問い合わせは、上記までメールでご連絡くださ
い。
❖年会費の振込先:郵便振替口座/00930-5-155607 加入者名/日本有機農業学会