日本有機農業学会メールマガジン第042号(2023年4月23日)

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□■□      日本有機農業学会メールマガジン        □■□
第42号  2023/4/23

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⊷⊷⊷⊷⊷⊷《 目 次 》⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷
❏ 第24回大会 開催地と日程の決定
❏ 報告者募集(第4回 有機米生産システム国際シンポジウム 2023年9月・東北大学)
❏ 有機農業研究者会議2023の開催
❏ 投稿規程の改定
❏ 新刊書のご案内 靍理恵子・谷口吉光編著『有機給食スタートブック 考え方・全国の事例・Q&A』(農山漁村文化協会)
※「新刊書のご案内」は学会事務局に送られてきた会員の新刊書等を掲載しております。随時、掲載依頼を受け付けておりますので、著者ご自身で紹介文をお送り下さい。
※「‟有機農業”の窓」は学会事務局に送られてきた広報依頼について、会員の皆様にとって有益と判断した情報を掲載しております。
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 第24回大会 開催地と日程の決定
第24回大会は摂南大学枚方キャンパス(大阪府)で12月9~10日(土日)に開催することが決まりました。開催方法や内容については今後検討し、随時ご報告していきます。

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 報告者募集(第4回 有機米生産システム国際シンポジウム 2023年9月・東北大学)
 9月4日~7日開催の有機米生産システム国際シンポジウムでは次の6つのセッションが予定されています(https://www.agri.tohoku.ac.jp/orp2023/programm.html)。
セッション 1 世界の有機米の現在-制度、政策、市場
セッション 2 有機稲作の栽培技術
セッション 3 オーガニック・フードチェーンの未来
セッション 4 有機米の品質、栄養と健康
セッション 5 アグロエコシステム・生物多様性・ランドスケープ・農村文化と暮らし
セッション 6 有機農業のスケール転換に向かって
各セッションにおける報告(口頭、ポスター、ビデオ)を募集しています。会員の皆さんの積極的な申し込みをお願いします。締め切りは5月31日です。詳細は以下のウェブサイトをご覧下さい。https://www.agri.tohoku.ac.jp/orp2023/programm.html

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 有機農業研究者会議2023の開催
 有機農業研究者会議2023は、日鷹一雅理事(愛媛大学)を実行委員長として、今年11月に広島県での開催を計画しています。開催方法や内容については今後検討し、随時ご報告していきます。

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 投稿規程の改定
 第2回理事会(4月2日開催)において、学会誌『有機農業研究』の投稿規程のうち「著作権」および「原稿の種別と内容」について一部改定が承認されました。変更内容は下記のように下線部が追加されました。転載許可申請書は学会ホームページよりダウンロードできます。
(著作権について)
本学会は,本誌に掲載された著者の原稿について,当該著者の著作権(日本の著作権法第21条から第28条に規定される著作者の権利)を日本及び外国において非独占で実施する権利を当該著者から取得するものとする.
本誌に掲載された著者の原稿の一部もしくは全文を,本誌以外の媒体(書籍,雑誌,報告書,WEB等)に転載しようとする場合,著者又はその原稿の著作権を実施する権利を有する者は,本学会に所定の様式(転載許可申請書)をもってその旨を事前に通知し,許可を得るとともに,本誌に掲載されたものである旨の記載が当該転載される媒体に付記されるようにしなければならない.
(原稿の種別と内容)
本誌の原稿で使用される言語は,日本語及び英語とする.原稿の種別は,総説(Review),論文(Article),調査論文(Research Paper),技術論文(Technical Paper),研究動向(Research Trends),現地報告・資料紹介(Report),書評(Book Review),その他,とする.論文(Article),調査論文(Research Paper),技術論文(Technical Paper)は原著論文とする.原稿は未発表のものに限る.

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 新刊書のご案内
靍理恵子・谷口吉光編著『有機給食スタートブック 考え方・全国の事例・Q&A』農山漁村文化協会、2023年4月、A5判、204頁、定価 1,800円+税
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784540221255

本書は、専門書ではない。有機給食(オーガニック給食)に関心がある、始めたい、という方々を念頭に作成した一般書である。しかし、中身は深い(と思っている)。有機給食の可能性、地域農業・地域社会との関係をふまえ、長い伝統をもつところから比較的新しいところまで全国10の事例を紹介した。実現に関わるハードルの超え方はQ&Aで解説、海外の事例や4つのコラム、ブックガイド、関連サイトも掲載した。本書を通して、できるところから始めてみよう、そう思う人や動き出す人が1人でも増えるとうれしいです。 靍理恵子
【目次】
はじめに(谷口吉光)
PARTⅠ なぜ有機給食に注目するのか
有機給食が地域を元気にする(靍 理恵子)

PARTⅡ 有機給食の現在・過去・未来 ―こんなふうに動いている・動いてきた
【比較的新しいところ】
長野県松川町;ゼロからのスタート 松川町ゆうき給食とどけ隊(宮島公香)
千葉県いすみ市:学校給食の地場産100%を達成した過程とこれから(手塚幸夫)
東京都武蔵野市:素性がわかる学校給食を地域に広げる(小口広太)
岐阜県白川町:有機農家の思いをきっかけに、ボトムアップで有機給食が広がる(吉野隆子)
大分県臼杵市:給食をかなめにして。広がる食のバトン(大林千茱萸)
熊本県山都町:先人の積み重ねと有機的つながりで実現した有機給食(吉野隆子)

【長い伝統のあるところ】
福島県喜多方市:旧熱塩加納村の有機給食の精神を教育に生かして(伊達明美)
島根県吉賀町:有機農業運動の根底にある自給の精神を学校給食に伝えて(福原圧史)
島根県雲南市:木次から雲南に広がった、生きる力を育む地域給食の環(三瓶裕美)
愛媛県今治市:40年にわたる地場産給食・有機給食の取り組みの成果と課題(胡柏)

PARTⅢ 実現へのハードルをどう越える――現場からの16の問いに答える(谷口吉光)

PARTⅣ 有機給食を支える人・求める人
地域農業と学校給食をどうつなぐのか――東京都小平市の事例から(小口広太)
「いちばんおいしい素敵な村」の給食を支えて(富永由三子)
有機農業推進の協議会「かしはらオーガニック」を有機給食推進の原動力に(辰巳千嘉子)
給食シェフは小学5・6年生――カリフォルニア州パシフィック小学校の手づくり給食(山本奈美)

まとめにかえて  有機給食の広がりから見える世界 ―誰もとり残さない共生・連帯にもとづく世界へ(靍 理恵子)

コラム1 ミツバチと子どもの健康(真貝理香)
コラム2 海外で広がる有機食材の公共調達(関根佳恵)
コラム3 「グリーン購入法」を公共調達として有機化のてこに(髙橋優子)
コラム4 市民が地域の食をつくる「フードポリシー・カウンシル」の可能性(真貝理香)

有機農業・有機給食を理解するためのブックガイド(吉田太郎)
有機農業・有機給食関連サイト

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❖発 行:日本有機農業学会
❖事務局:福島大学 食農学類 渡邊芳倫研究室内
〒960-1296 福島県福島市金谷川1
E-mail yuki_gakkai [アットマーク] yuki-gakkai.com
❖編集・送信:林薫平(事務局長)・渡邊芳倫(事務局次長)

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