第025号(2021年11月17日)

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□■□      日本有機農業学会メールマガジン        □■□

第025号  2021/11/17

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❏ 第22回(茨城)大会のプログラムのお知らせ(12月4~5日オンライン開催)
❏ 第22回(茨城)大会の参加申し込み受付中(11月30日締切)(再掲)
❏ 編集委員会からのお知らせ
❏ 新刊書のご案内
❏ “有機農業”の窓 / 田沼グリーンハウス財団:研究助成募集のお知らせ
※「“有機農業”の窓」は学会事務局に送られてきた広報依頼について、会員の皆様にとって有益と判断した情報を掲載しております。

 

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❏ 第22回(茨城)大会のプログラムのお知らせ(12月4~5日オンライン開催)

以下の通り、現時点でのプログラムをお知らせいたします。
なお、今回はすべてのプログラムにおいて、大会用特設ホームページ(12月1日公開予定)上で参加登録者のみが見られる形で、当日オンライン配信します。当日は大会用特設ホームページ上の各ページ(ZOOM会議室に接続)から入室していただきます。

<12月4日(土)>
13:00~13:30 開会セレモニー

13:30~15:30 全体セッションI「農医連携と有機農業」
■座長:加藤孝太郎(公益財団法人 農業・環境・健康研究所)
■話題提供:
「農医連携の哲学:医学哲学・農学原論からの自然農法の再考」
杉岡良彦(信貴山病院グループ 上野病院)
「農医連携とアレルギー疾患」
西村鉄也(横浜栄共済病院)
「窒素循環から見た健康な食と有機農業の密接な関係」
江口定夫(農研機構 農業環境研究部門)
「有機・自然農法の農産物や家庭菜園を導入した認知症ケアの事例紹介」
工藤美弥(有限会社トゥインクル・ライフ)
総合討論

15:30~16:00 休憩

16:00~18:00 全体セッションII「生物多様性保全と有機農業」
■座長:尾島一史(農研機構 西日本農業研究センター)、西村いつき(兵庫県農政環境部)
■話題提供:
「生物多様性に配慮した農業の推進に向けた仕組みづくり」(仮)
大久保悟(農研機構 農業環境研究部門)
「エビデンスから考える有機農業と生物多様性の関係」(仮)
片山直樹(農研機構 農業環境研究部門)
「生きものを育む農業を目指して~宮城県・大崎耕土の取り組み~」(仮)
舩橋玲二(NPO法人田んぼ)
「『ナッジ』と有機農産物の購買行動」(仮)
佐々木宏樹(農林水産省農林水産政策研究所)
総合討論

18:30~20:00 バーチャル懇親会(詳細は検討中)

<12月5日(日)>
9:00~10:20 個別発表Ⅰ(2部制、午前は4会場を設置)
【社会科学系A会場】
9:00~ 9:20   「『みどりの食料システム戦略』への期待と不安:「針道九区」と「後東若連」を視座として」
秡川信弘(東北文化学園大学)
9:20~ 9:40   「無意識・意識の世界と自然」
本城昇(埼玉大学)・小野雄希(大阪大学大学院)・中里和浩(埼玉大学)
9:40~10:00   「祭り・民舞と地域の文化の自給」
本城昇(埼玉大学)・尾形友聡(埼玉大学)・棚原梓(埼玉大学)・中里和浩(埼玉大学)

【社会科学系B会場】
9:00~ 9:20   「種苗業界に併存する還元論的・全体論的育種アプローチ」
河合史子(総合地球環境学研究所)・西川芳昭(龍谷大学)
9:20~ 9:40   「有機種苗の育種・普及とその資金調達:ドイツにおける取り組みを参考に」
林公則(明治学院大学)
9:40~10:00   「有機・アニマルウェルフェア認証・表示における商標化」
大木茂(麻布大学)
10:00~10:20「新型コロナ後の日米欧の持続可能な農業をめぐる課題」
松平尚也(京都大学大学院)

【自然科学系A会場】
9:00~ 9:20   「ドローンによる有機水稲のモニタリング」
武藤光輝(茨城大学)
9:20~ 9:40   「栽培条件の異なる米の物理特性の検討」
籠橋有紀子(島根県立大学)
9:40~10:00   「山形県置賜地域と庄内地域における水田畦畔管理の実態と農業者の意識」
大場伸一(大場技術士事務所)・本林隆(東京農工大学農学部フィールドサイエンスセンター)

【自然科学系B会場】
9:00~9:20    「有機水稲作における発酵産物の施用効果」
岩石真嗣(自然農法国際研究開発センター)・榊原健太朗(自然農法国際研究開発センター)
9:20~9:40「有機水稲栽培における液肥の効果について」
高嶋尚哉(茨城大学大学院)

10:30~12:00 地域セッション 「農業大国いばらきの有機農業拡大・振興への挑戦」
■座長:小松﨑将一(茨城大学)
■話題提供:
「茨城県の有機農業の推進の取り組み」
大朏徹(茨城県農林水産部)
●地域の有機農業の取り組み:
「有機農業を核とした農業経営について」 伏田直弘((株)ふしちゃん)
「年間50品目以上を安定供給する有機農業経営」 大和田忠((株)レインボーフューチャー)
「自然と共にある持続可能な農業を目指して」 山田晃太郎(やまだ農園)
総合討論

12:00~13:00 昼食休憩

13:00~14:40 個別発表II(2部制、午後は3会場を設置)
【社会科学系A会場】
13:00~13:20「自然共生型農生態系農業の展開と課題:農園に対するアンケート調査から」
董亜坤(名古屋大学大学院)・高野雅夫(名古屋大学大学院)
13:20~13:40「宮崎県綾町における近年の有機農業を取り巻く動き:個と共同性の観点から       」
生駒忠大(京都大学大学院)
13:40~14:00「有機不耕起草生栽培の普及に向けた参加型実習農場の運営:あだたら食農Schoolfarmの実践」
金子信博(福島大学)・根本敬(ゆいまーる)

【社会科学系B会場】
13:00~13:20「COVID-19危機がもたらした生鮮野菜の家庭内需要の増加と産消提携による野菜供給量の比較」
佐藤忠恭(都市食農研究所)
13:20~13:40「食と環境の提携運動への参加動機と消費者倫理:日本とオランダの消費者4団体のインタビューデータから」
根本志保子(日本大学)
13:40~14:00 「岡田米雄の疎外論と消費者自給農場:産消提携事業モデルの環境経済思想」
根本志保子(日本大学)

【自然科学系A会場】
13:00~13:20 「カバークロップを利用した有機水稲栽培における微生物資材の効果」
加来嵩時(茨城大学)・塚越雄大(茨城大学)・髙嶋尚哉(茨城大学)・武藤光輝(茨城大学)・浅木直美(茨城大学)・伊沢剛(前川総合研究所)・小松崎将一(茨城大学)
13:20~13:40「Dark Septate Endophytesのイネ生育への影響について」
関根直人(茨城大学大学院)・成澤才彦(茨城大学大学院)
13:40~14:00「コムギ種子共生糸状菌類の多様性に対する農法(慣行・有機)の影響評価:十勝地域の事例研究として」
池田成志(農研機構 北海道農研)・長澤幸一(農研機構 北海道農研)
14:00~14:20「砂丘地の有機サツマイモ栽培において追肥時期の違いが収量と外観品質に及ぼす影響」
沖津和明(新潟食糧農業大学)・伊藤崇浩(新潟食料農業大学)
14:20~14:40「自然農業、有機農業、ハイブリッド農業、慣行農業で栽培されたリンゴ畑の土壌環境について」
甲斐貴光(明治大学)・久保幹(立命館大学)

14:45~16:00 総会

16:00 閉会(閉会挨拶)

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❏ 第22回(茨城)大会の参加申し込み受付中(再掲)

下記のPeatix(ピーティックス)による参加申込フォームへの入力と参加費の事前納入をもって参加登録とします。参加申込の登録期限は 11 月 30 日(火)です。お早めのお手続きをお願いいたします。

・参加申込フォームはこちら↓
https://yukigakkai-22.peatix.com

・参加費
会員(学生会員以外):4,000円
学生・農業研修生:無料(ただし、参加申込は行なってください。)
非会員:5,000円

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❏ 編集委員会からのお知らせ

お知らせが遅くなりましたが、J-STAGEで『有機農業研究』第13巻第1号を9月14日より公開しています。また、バックナンバーの第8巻第1号と第2号も10月27日より公開しています。掲載されている論文や書評はダウンロード・印刷も可能ですのでご利用ください。
( J-STAGEのアドレス https://www.jstage.jst.go.jp/browse/joas/-char/ja
『有機農業研究』第13巻第2号は、計画通り11月末発行の予定で作業を進めています。
内容は、論文1報、調査論文1報の他、特集として、昨年度の社会科学系テーマ研究会「有機農業と現代の小農・家族農業の関係を問う」の報告から4報、昨年の第12回大会の全体セッション2と地域セッションの2報告、書評が2件となっています。
今期の編集委員会としては最後の発行となりますが、順調に進めば今年の大会前に皆様にお届け出来る見通しです。今期はコロナ禍の影響もありましたが、会員の皆様のご協力により、無事に役割を果たすことが出来そうです。この場を借りてお礼申し上げます。
投稿は随時受け付けています。皆様のご投稿をお待ちしています。投稿申込書の書式が新しくなっていますので、投稿される方はご確認下さい。また、書評対象とする書籍のご推薦、書評をご執筆戴ける方も募集していますので、編集委員会までお知らせ下さい。
( 編集委員会アドレス journal@yuki-gakkai.com )

編集委員長 酒井 徹

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 新刊書のご案内

農文協編『どう考える?「みどりの食料システム戦略」』(農文協ブックレット23)2021年9月(農山漁村文化協会)
https://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54021179/
SDGsや環境を重視する国内外の動きが加速していくなか、農水省が2021年5月に発表した「みどりの食料システム戦略」。2050年に向けて、農林水産業のCO2ゼロエミッションの実現、農薬の50%削減、化学肥料の30%低減、有機農業の面積を25%(100万ha)に拡大、といった思い切った目標が掲げられている。この戦略には日本農政の大転換として期待の声が上がる一方でさまざまな批判も寄せられている。「みどり戦略」を日本農政(農業)の真の大転換にするためには何が必要かを、識者や農家とともに考え、先進地域に学びつつ提言する。(農文協HPより転載)
当学会の会員も多数、執筆しています。ぜひご一読ください。

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 “有機農業”の窓 / 田沼グリーンハウス財団:研究助成募集のお知らせ

幅広い視点・知見からの「食と健康」、「食とホスピタリティ」に関する研究に対し助成金を交付し、わが国の食文化・食産業の発展を促進し、食を通した健康増進によりより良い社会の創造に寄与することを目的として、株式会社グリーンハウスの田沼千秋を理事長に選出して、2018年に設立されました。研究助成活動については、毎年多くの応募をいただき、その中から2019年には6件、2020年には11件の研究を採択し、助成を実施しております。2021年度も以下の通り研究助成を行いますので、奮ってご応募いただきたく、お願い申し上げます。
詳細は下記のサイトをご覧ください。
https://tanuma-ghfound.or.jp/

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❖発 行:日本有機農業学会
❖事務局:千葉商科大学 人間社会学部 小口広太研究室内
〒272-8512 千葉県市川市国府台1-3-1研究館R410
E-mail yuki_gakkai [アットマーク] yuki-gakkai.com
❖編集・送信:小口広太(事務局長)

メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジンへの情報掲載のご依頼(毎月10日締切)、その他お問い合わせは、上記までメールでご連絡ください。

❖年会費の振込先:郵便振替口座/00930-5-155607 加入者名/日本有機農業学会