2020年01月08日
澤登早苗・小松崎将一〈編著〉、日本有機農業学会〈監修〉
『有機農業大全-持続可能な農の技術と思想-』刊行のお知らせ
本学会は設立20周年を記念し、『有機農業大全-持続可能な農の技術と思想-』を
刊行致しました。有機農業に関するこれまでの研究と実践を総括し、
「どうしたら有機農業が持続可能な農業に展開していけるのか」という問いに
学会の総力を挙げて答えた「有機農業研究の決定版」です。
ぜひご一読いただくとともに、周囲にも薦めていただければ幸いです。
本体価格は3,630円(税込み)ですが、会員の皆様には特別価格で3,000円(税込)+送料で
販売致します。
*送料:1冊188円(クリックポスト使用)、2冊520円(レターパックプラス使用)
購入を希望される方は、件名を「有機農業大全・購入希望」とし、①名前、②郵送先住所、
③連絡先(電話)、冊数をご記入の上、yuki_gakkai@yuki-gakkai.com(事務局・小口)まで
ご連絡ください。
【目次】
第Ⅰ部 持続可能な農業としての有機農業
第1章 有機農業とは何か <澤登早苗ほか>
第2章 日本と世界の有機農業 <藤田正雄、村本穣司ほか>
第3章 農の本質を抱きしめていく有機農業 <宇根豊>
第4章 人と人・土がつながり合う社会を目指して <エップ・レイモンド>
第5章 有機農業を支える持続可能な種子システムを考える <西川芳昭>
第6章 持続可能な農と食をつなぐ仕組み・流通 <桝潟俊子・高橋巌・酒井徹>
第7章 多様な農の担い手 <小口広太・靍理恵子>
第8章 有機農業と地域づくり <谷口吉光・尾島一史・大江正章・相川陽一>
第Ⅱ部 代替型有機農業から自然共生型農業へ
第1章 有機農業と環境保全 <小松崎将一・金子信博>
第2章 多様な植生と共生型管理へのアプローチ <嶺田拓也・岩石真嗣>
第3章 土壌生態系の管理 <金子信博>
第4章 植物共生菌による省資源型栽培 <成澤才彦>
第5章 作物圏共生微生物による病虫害防除 <池田成志>
第6章 生態系サービスを活用した減農薬・有機栽培での害虫管理 <大野和朗>
第7章 持続可能な農業のモデル <小松崎将一・嶺田拓也・金子信博・尾島一史>
第Ⅲ部 21世紀を担う有機農業の姿
浅見彰宏(福島県喜多方市)、関元弘(福島県二本松市)、戸松正行・礼菜(栃木県那須烏山市)、
佃文夫(千葉県我孫子市)、井村辰二郎(石川県金沢市)、伊藤和徳(岐阜県白川町)、
松平尚也・山本奈美(京都府京都市)、古野隆太郎(福岡県桂川町)
詳細は、出版社コモンズのHPをご覧ください。