2023年10月02日
「有機農業研究者会議2023」は「農業生物多様性を支える有機農業技術」をテーマに広島県東広島市で開催されます。プログラムが確定しましたのでお知らせします。Peatixを通じて参加申し込みを開始しました。全日程参加は先着50名となっていますので、ご希望の方は早めにお申し込み下さい。
https://peatix.com/event/3699828
有機農業研究者会議2023 ポスター発表 募集のご案内
11月17日(金)~18日(土)に開催される「有機農業研究者会議2023」(メルマガ第46号で既報)では、17日にポスターセッションを実施します。以下の要領をお読みいただき、参加をご検討下さい。
趣旨:有機農業に関する研究成果および有機農業実践者の事例などをポスターで発表し、発表者、参加者間で意見交換する場です。
日時:11月17日(金)9:10~17:00ポスター掲示、12:20~13:30コアタイム
場所:東広島芸術文化ホールくらら
申し込み:ポスターの大きさは最大A0サイズ(84cm×119cm)です。発表を希望される方は、11月6日(月)までに①発表題目、②報告者氏名、③所属、④代表者氏名、⑤代表者E-mailをご記入の上、エントリーをお願いいたします。また資料集に掲載する要旨の提出もお願いします。長さはA4で3~4枚程度、実践者は1~3枚程度。要旨の〆切も11月6日(月)です。要旨はこちらの書式を使用してください。エントリー、要旨ともに事務局・渡邊(yuki.gakkai.newsletter@gmail.com)まで送付をお願いします。
日 時 11月17日(金)9:00~17:00 第1日 本会議
11月18日(土)9:00~16:00 第2日 エクスカーション
会 場 東広島芸術文化ホールくらら(小ホール)(https://kurara-hall.jp/)
方 式 対面+オンラインによるハイブリッド(パブリックビューイングも実施予定)
プログラム 第1日 9:30~17:00
第1部 農生物多様性とは何か? 9:50~11:05
コンビナー 楠本良延(農研機構・西日本農業研究センター)・日鷹一雅(愛媛大学)
農業生物多様:身近な景観・種・遺伝子の多様性
日鷹一雅(愛媛大学)
コウノトリの景観生態学と農村自然再生
内藤和明(兵庫県立大学)
在来植物と侵略的外来生物と有機農業
嶺田拓也(農研機構・植物防疫研究部門)
生態系機能から考える有機農業
楠本良延(農研機構・西日本農業研究センター)
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第2部 豊かな農生物多様性を支える有機農業の技術開発研究 11:25~12:20
コンビナー 星野 滋(広島県立総合技術研究所農業技術センター)
水稲:減農薬稲作の現状と課題
小迫高(きらり狩山)
野菜:有機農業野菜栽培の現状と問題点
北村登史雄(農研機構・西日本農業研究センター)
果樹:イチジク株枯病の抵抗性台木「励広台1号」
星野滋(広島県立総合技術研究所農業技術センター)
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ポスターセッション コアタイム12:20~13:30(現地のみで開催)
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第3部 食と農を生物多様性で結ぶ有機農業の実際~在来知の継承~ 13:30~15:20
コンビナー 森 昭暢(安芸の山里農園 はなあふ)
次世代につなぐ有機農業の実践
伊勢村文英(神石こだわり農場)
せら高原における自然と農業との調和をはかる循環型農業の取り組み
延安勇(ヒョウモンモドキ保全地域協議会)
有機農業における自家採種の現状と課題
渡辺敬(渡辺農場)
広島で土と人と種をつなぐ
花井綾美(一般社団法人むすぶ広島)
PGS:地域の持続可能な食料システムの構築を目指して
壇上理恵(オーガニックPGS ひろしま)
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総合討論 農と食を結ぶ農生物多様性の現状と課題 15:30~17:00
座長 日鷹一雅
登壇者 楠本良延 星野滋 森昭暢 消費者(調整中)
第2日目 エクスカーション 8:30~17:30(先着50名)
8:30~12:00 JR西条駅集合→志和町(安芸の山里農園 はなあふ)→世羅町(生物多様性保全の視察「せら夢公園」)
12:00~13:00 せら夢公園で昼食(レストランで各自注文)
13:00~17:30 世羅町→神石高原町(神石こだわり農場)→道の駅(さんわ182ステーション)→JR福山駅解散