第001号(2020年8月23日)

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□■□      日本有機農業学会メールマガジン        □■□
            第001号  2020/08/23
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❏ メールマガジンの創刊について
❏ 『有機農業研究』第12巻第1号の送付
❏ 2020年度社会科学系テーマ研究会のお知らせ(第1報)
❏ 有機農業研究者会議2020のお知らせ
❏ 第21回(福島)大会のお知らせ(第1報)
❏ 全体セッション「コロナ禍と有機農業」(仮)の提案募集
❏ 会員の窓 グリーン購入法制定20年:グリーン調達の現状と課題(8月28日開催)
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メールマガジンの創刊について

 

日本有機農業学会では、このたびメールマガジンを創刊することになりました。主に学会からのお知らせなどを載せていきますが、最新の情報を迅速にお伝えできるようになりますので、どうぞご活用下さい。毎月1回(15日)の刊行を予定しています(緊急の場合は臨時号を発行します)。会員の皆さんから情報提供いただける場合には、理事あるいは事務局にメールでご連絡下さい。

 

 

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 『有機農業研究』第12巻第1号の送付

 

コロナ禍の影響などにより遅れていた『有機農業研究』第12巻第1号は、まもなく会員の皆さまのお手元に届く予定です。内容は、巻頭言、投稿論文2報、総説1報、昨年12月に開催された第20回大会の全体セッション報告、一昨年の第19回大会全体セッションに基づく特集で現地報告6報,書評が3件です。刊行が大幅に遅れてしまったことをお詫びいたします。

 

 

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2020年度社会科学系テーマ研究会のお知らせ(第1報)

 


日時:20201018日(日) 10001530

テーマ:有機農業と現代の小農・家族農業の関係を問う(仮題)

ねらい:有機農業は単なる農法の1つではなく、現代社会における個々人の生き方や社会のあり方を問い直す思想および運動でもあるということは、本学会設立の当初より共有されてきた認識であると言えます。ただ、実際には有機農業の経営の方向として、少量多品目で消費者と直接つながる提携のようなやり方だけでなく、品目を絞り規模拡大・市場流通を志向する個人・経営体(法人)も増えてきています。これを有機農業の多様化とひとまず捉えた上で、近年、世界的な潮流として家族農業や小農の評価がなされる中、家族農業、現代の小農と有機農業の間にはどのような関係があるのか、どのような論点があるのかを整理します。

それにより、有機農業者、有機農業経営体、提携先として関わる人々、一般消費者などから見えるミクロなレベルからグローバル化の深化する現代社会の持続的な農・暮らし・社会のあり方に関わるマクロなレベルまでを視野に入れたこの分野の研究を、いっそう展開していくための起点となるように、いくつかの命題(仮説)を提示できればと考えています。

開催方法:オンライン方式(録画方式とZoomによるライブ方式の組み合わせ)


※詳細は次号のメルマガでお知らせします。

プログラム:
午前の部 10001150(録画方式)

  第1講演 「小農および家族農業をめぐる国際的潮流と日本の状況」(仮題)

(講師 池上甲一氏:近畿大学名誉教授)

2講演 「小農・家族農業と有機農業」(仮題)

(講師 徳野貞雄氏:熊本大学名誉教授)

午後の部:13301530 ミニセッション(Zoomによるライブ形式)
  討論者:相川陽一(長野大学)、伊藤亮司(新潟大学)、関根佳恵(愛知学院大学)

司会:靏理恵子(専修大学)

午前中の記念講演2本をふまえ、池上・徳野両氏へ、3人の討論者が質問を投げかける形で進めます。昼休み中に受け付けた講演内容への質問とミニセッション中に受け付ける参加者からの質問にも答えていきます。

参加費:無料

申し込み方法など詳細は次号のメルマガでお知らせします。

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 有機農業研究者会議2020のお知らせ

 


有機農業研究者会議2020は、新型コロナウイルスの感染症の拡大を考慮し、オンライン方式(Zoom ウェビナー)で開催します。また、オンラインの特徴を活かし、都道府県、関係法人などにパブリックビューイング形式の参加を呼びかけ、全国各地で参加できるようにします。

日時:20201118日(水)13001810

会場:有機農業参入促進協議会事務局を主会場としたオンラインセミナーで実施

受付、会費支払いについては8月中に決定。

詳細は、
https://yuki-hajimeru.net/?p=14126
をご覧下さい。


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 第21回学会大会のお知らせ(第1報)
21回日本有機農業学会・大会は、福島大学がホストとなり、202012月に開催予定です。
全体セッションとして、例年同様、1)自然科学系、2)社会科学系、3)地域の3つのセッションを企画実施の予定です。 

1)自然科学系テーマセッション
「アブラナ科植物はどのように栽培するのがよいか その生態、微生物とのつながり、そして品質から考える」(仮)
研究活動委員の成澤才彦氏を中心に準備中です。全体説明、植物生理・生態学的な見地からの報告、施肥と共生微生物との関係(+アブラナ科植物の育種)の報告、植物と植食性昆虫の生態学について植物の化学物質に着目する観点からの報告、生産者からの報告、等の構成です。


2)社会科学系テーマセッション
「コロナ禍と有機農業」(仮)
谷口会長を中心に準備中です。詳細は、本メルマガの「全体セッション「コロナ禍と有機農業」(仮)の提案募集」をご覧ください。

3)地域セッション
開催校である福島大学の金子信博会員を中心に準備中です。 

会員による個別報告(口頭、ポスター)
今回も実施する予定ですが、方法については検討中です。9月には詳細を知らせる予定です。
 

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❏ 全体セッション「コロナ禍と有機農業」(仮)の提案募集

日本有機農業学会 第21回大会 全体セッション 「コロナ禍と有機農業:食、農、暮らし、社会を変える好機として」提案募集のご案内 

 

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大(以下、「コロナ禍」)は世界に計り知れない影響を与えています。感染者の増加や経済不況など否定的な影響が注目されることが多いのですが、これまでの大量生産・大量消費社会を問い直し、食、農、暮らし、社会を変える好機であるという認識も広がっています。特に、農業に関しては、資源・エネルギー浪費型の農業から自然共生・資源循環的な有機農業への転換を進める好機であるとも考えられます。
そこで、日本有機農業学会では、12月上旬に開催される第21回大会で、「コロナ禍と有機農業:食、農、暮らし、社会を変える好機として」というセッションを開催することにいたしました。このセッションでは、「有機農業の視点からコロナ禍をどう考えるべきか」というテーマを前向きに、建設的に議論したいと思います。
できるだけ多くの方から意見や提案をいただきたいと考え、「有機農業の視点からコロナ禍をどう考えるべきか」というテーマで、学会員と非会員を問わず、ご意見・ご提案を募集いたします。募集要領をお読みいただき、多くの方にご応募いただければうれしいです。 

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 会員の窓

 

ここでは会員から寄せられた、有機農業に関連する様々な情報を紹介します。

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「グリーン購入法制定20年:グリーン調達の現状と最新の事情」(828日開催)

【日時】2020828日(金) 15:3017:30(予定)
【参加】無料 *826日(水)までに事前申し込みが必要
【主催】名古屋大学大学院環境学研究科持続的共発展教育研究センター
【共催】グリーン購入ネットワーク/一般社団法人グローカル教育センター(GleC)

プログラムや登録方法などの詳細は、学会HPをご覧ください。
https://www.yuki-gakkai.com/related-information/

【問い合わせ先】
名古屋大学大学院環境学研究科 
三宅 良尚 miyake.yoshitaka@k.mbox.nagoya-u.ac.jp
電話番号:052-789-5643
[HP] 
https://www.facebook.com/kohsaka.jp/?ref=bookmarks

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❖発 行:日本有機農業学会
❖事務局:千葉商科大学 人間社会学部 小口広太研究室内
〒272-8512 千葉県市川市国府台1-3-1研究館R410
E-mail yuki_gakkai [アットマーク] yuki-gakkai.com
❖編集・送信:小口広太(事務局長)

メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジンへの情報掲載のご依頼(毎月10日締切)、その他お問い合わせは、上記までメールでご連絡ください。

❖年会費の振込先:郵便振替口座/00930-5-155607 加入者名/日本有機農業学会